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小学校2年生のH君が、水・トイレのボランティアに協力してくれました。
屋久島の川の水をまずは味見。
この川の水飲めるんだよ。
お茶もたててみました。
H君、保育園で習ったことあるそうですっごく上手でした。
お茶菓子も食べてひといき・・・
トイレ掃除もお手伝い。窓をふきふき。
使う人も管理する人も気をつけて、
きれいなトイレをみんなで維持していきたいですね。
最後にトイレ募金の絵を描きました。
絵を描くのも得意だそうで、すらすらと描き始め・・・
とっても素敵な絵ができあがりました。
お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんにも協力していただきました。
さぁ、描いた絵を持って募金の呼び掛けです。
「トイレ募金お願いします!屋久島の水を守るために、トイレ募金お願いします!!」
H君、大きな声ではきはきと声をかけます。
すると・・・下山したお兄さんお姉さんも・・・・
「募金入れなきゃ!」↓
おかげ様で、また汲み取りがスムーズにできます!!
H君、ご家族の皆様ご協力本当にありがとうございました!
募金してくださった皆様にも感謝です!!
体験教育社ヤクシマーズ http://www18.ocn.ne.jp/~tainoko/
屋久島のトイレからなる水の問題。
解決するためにはやはり観光客や島民の皆さまの協力なくしてはありえないと考え、
なんとか、その現状をお伝えしなくては、と考えたのであります。
一番分かりやすくて読んでもらえるものを作りたい。
そうだ!!マンガだ!!
ということで、集英社の編集の方(過去にツアーに参加してくださったお客様)
を筆頭にマンガで描いたパンフレットを作ることに。
「屋久島の環境問題に関わるなら参加したい」とマンガ家の方以外にも
ミュージシャンなどメディアで協力してくださる方も参加していただけることに。
ゆくゆくはトイレ以外の問題も環境問題や山でのトラブルなど解決していこうという
「環境スタッフグループ」を結成いたしました。
その“環境スタッフグループ”で作ったパンフレット第1段!!完成です!!
↓このパンフレットを屋久島でゲットしてね!
体験教育社ヤクシマーズ http://www18.ocn.ne.jp/~tainoko/
既存のトイレでは、すぐキャパオーバーになる。
女性は行列ができやすいなどということで、増設にいたったようですが
ひとつひとつの個室が広く、トイレも6部屋あるので快適に使えそうです!
外観。入口も広い。↓
荷物置きもある。広くて快適。↓
洋式トイレが2つ。そのうち1つが、車いすの方用トイレです。
また、同時に休憩所もオープンしました。
今まで、雨の時に退避するところがなく、バス待ちの方々も困ったとは思うのですが、
あるとすごく安心!早速、みな利用していました。
朝もお天気が悪いとき、ここでお弁当を食べられます。↓
着替え室もありまーす。女性にとっては嬉しい!↓
縄文杉登山もかなり快適なものになると思います。
建ててくださった関係者の方々、ありがとうございます!
体験教育社ヤクシマーズ http://www18.ocn.ne.jp/~tainoko/
保護するエリアがあるということは保護しないエリアがあるということなのです。これがアメリカ型自然保護なのです。国立公園内はさすがという感じですが、一歩出れば荒野が広がります。だからあっちは風景が不連続なのです。屋久島は森の風景が連続的です。屋久島型の自然保護があるのです。自然を単なるお金と保護でみていないのです。
屋久島の森の価値の、ある一面はアメリカ的な環境保護の眼鏡だけでは見えてこないです。屋久島の表面だけでなく内容の方にもふれてみるとおもしろいです。「どう変化したら、どう変化するか」という智慧があるのが、西洋の固定的な保護の自然観との違いでしょうか?いわゆるサンクチュアリ(いわゆる聖域)とは違うのです。
御神体に手をつけつつも先祖から引き継いだ宝物を子孫に引き継いできているのです。それは、過去から最近まで、いろんな時代の変遷をへて、ついには今にも至っているように見えます。
今世界は、アメリカ型自然保護にじゅうりんされ、保護の名の下、聖地・水源を奪われて貧困誘導され、その周囲の保護しないエリアはお金持ち(外国資本)に買われています。自然をお金として見ているだけなので開発され荒廃していっています。結局、そのこ住民にとって環境保護とはなんだったのでしょうか?
環境保護とお金で、精神と身体のライフラインである自然をとりあげられ、水道代が高いので、雨水を集めたら外国資本の民間会社から請求書がきたなんてことが、実際に世界で起きています。地元住民が「私達の自然を切り売りしないで!Our World is Not for Sale!」とプラカードをもっているのをインターネットなどで見かけます。
「環境保護と貧困誘導&開発(お買い上げ)」とセットで、公的機関のバックの援助と法でやってくるそうです。キーポイントは経済的ダメージです。経済的ダメージを負わせると、選択枝が限られ、深く考えず、なりふり構わず目の前的に判断するようになるので、お金で自由にできるようになるのです。
大方の良識ある人はそんな状態を現地に作ることは望んではいないのですが、耳触りのよい環境保護に踊らされていると、大枠では環境破壊と選択肢のない貧困と文化破壊を手伝うことになります。そこの自然と文化は終わりです。
二酸化炭素などのウソに踊らされて、世界の一部にしか過ぎない自動車所有者が環境保護の満足感を得るかわりに、結果的にその運動でたくさんの人の食糧を奪い、奪わずに済む命を奪っている現実に似ています。この現代、環境ほど(大事なのに)胡散臭いものはありません。「かっこいい単語」には要注意です!
実際、一昨年、中国とフランスの方が別々に、水を求めて屋久島にきたという情報がガイド筋から入ってきています。エージェントでしょうか?よもや日本の中央の方と繋がっていないかとは思いますが、去年は日本中の水源の森を調査にきたという話をインターネットなどで見かけました。屋久島もその一端でこられたのでしょうか?実際、中国は天候のことや、化学汚染等で安全な水不足で困っています。何らかの方法で協力し助けてあげた方がいいと思いますが、島民のライフラインが買われていってしまうのはどうかと思います。
保護・保全エリアに隣接した国有林や民有林等を、窮状のあまりお金で売ってしまうはめになりつつある屋久島の民間の経済状況の中で、安易な入山制限による経済的ダメージなどが、その後押しにならないように祈るばかりです。
世界のあちこちが、このパターンで困っていますが、これらを解決するヒントが日本の世界遺産である屋久島にはあるような気がするのです。西洋とは違う自然の見方や自然への向き合い方、良き悪しきを超えて様々な時代の試行錯誤の結果が目に見える形で教材として残っています。
日本は西洋の長短と東洋の長短が理解できるスタンスにあるような気がします。だからこそできることがあります。そういう意味で屋久島の森の持つ意味をよくよくみていくと、非常におもしろいと思います。