屋久島の水・トイレ問題を町民レベルから解決していくための活動をしています。その活動報告をこちらのブログでUPしていきます。










(08/28)
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No Name Ninja
性別:
非公開




(01/22)
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環境省主催の携帯トイレ試験導入。
ヤクシマーズもスタッフとして参加しました。
私、東は大王杉ブース担当。スタッフとして常駐している間に
たくさんのお客様と話をしました。
「携帯トイレはとてもいいけど、既存のトイレを有料にしたらどう?」
「ちょこちょこお金とられるより入山金、入島金の方がわかりやすくていい」
実は、そういうことは今まで行われてきた会議でさんざん話しにでています。
私たちもそう思っています。
あれ?じゃあなんで携帯トイレ導入ってことになったんだっけ??
既存のトイレがハイシーズンなどに故障→メンテナンスがしばらくされない
→トイレに使用禁止の札がぶらさがる→応急手当(簡易トイレ設置やトイレのアナウンス)がない
→ティッシュの花が山に咲き乱れる・・・・
縄文杉コースでは、これを緩和するために「応急手当」の部分だけでもなんとかしようと
今回の携帯トイレが提案されたんですよね?ですよね?
じゃあ「メンテナンスがしばらくされない」のはなんでだ?
A: メンテナンス費用がないからです。
だから山岳利用対策協議会が「山岳部保全募金」というのを各登山口、
ビジターセンターなどで集めています。
もしこれが集まれば、トイレのメンテナンスがうまくいき、
縄文杉コースに関しては既存のトイレでこと足りるのでは・・・?
私が大王杉ブースでとったアンケートでは
99%のお客様が「山岳部保全募金て知っていますか?」の問いかけに「NO」
「募金の仕方がわからない」(わかればぜひ協力したい)
「なんのための募金か目的がわからない」とコメント欄に書かれていました。
さんざん会議で話し合われた末、なぜ屋久島で携帯トイレの応急的試験導入ということに
なったのか。元をただせば、すでにあるトイレのメンテナンス費用が不足しメンテできないので、募金に協力してほしいということなのです。
これについてお客様が登山中に全く知らなかったということは、「スタッフである我々屋久島全体がキチンと理解できていないので、お客様への啓蒙活動に失敗しているということなんじゃ・・・」とつくづく思ったのです。

なんだか登山口での「携帯トイレ使いましょう~」は「携帯トイレじゃんじゃん使えば環境にやさしいよ!」
というアピールに見えて、私たちがやっていることはなんだか問題点がずれているように思えてしまったのは
私だけでしょうか・・・。
すでにあるトイレのメンテナンスの時期別頻度計画、現在されていない日常の清掃活動、混雑の起きないバスの間隔計画、ばらばらになっているトイレ資金の集め方、終末処理、観光関連業者全体へのアナウンス協力の呼びかけ(島民全体の意識が行動に結びついていません)等、島全体で総合的に取り組んでいくべきではないでしょうか?
縦割りの克服や明確なお金の流れや予算計画(利権に関する互いの誤解・恐れの克服)、そして島民の意識づくりが世界遺産条約を遂行できるかどうかのキーポイントになりそうです。
わたしも協力させてもらいましたが、仕事二の次にGWに協力した島のみなさんの努力を次に活かして欲しいと思います。みなさんお疲れ様です。
残念ながら、GWが過ぎた今の状態は大株歩道入口のトイレ等もうひどいです。(5/23時点)
GWは官民みなが頑張っていましたが、GWが終わり、また現場とブレイン会議が断絶している気がします。
お互いがうまく連携プレーをとるためにもその中間に、
「現場の人により構成される総合的な現場対応ブレイン」が必要なのではないでしょうか?
ばらばらで重複したり管轄外などになって穴になっている「すべての山岳業務内容の全般を再整理」し、
屋久島レンジャーを創設して、環境保全活動や現場対応ブレインをさせ、連携すればすむのでは?
町も合併し、島も一つになったのです。キチンと取り組む舞台はそろっています。
GWだけが問題なのではありません。島の将来の問題でもあります。もうひとふんばり。
皆既日食にむけて島民みなでがんばって取り組んでいきましょう!
体験教育社ヤクシマーズHP http://www18.ocn.ne.jp/~tainoko/index.html
関連ページ http://www18.ocn.ne.jp/~tainoko/toiletproblem.html
ヤクシマーズもスタッフとして参加しました。
私、東は大王杉ブース担当。スタッフとして常駐している間に
たくさんのお客様と話をしました。
「携帯トイレはとてもいいけど、既存のトイレを有料にしたらどう?」
「ちょこちょこお金とられるより入山金、入島金の方がわかりやすくていい」
実は、そういうことは今まで行われてきた会議でさんざん話しにでています。
私たちもそう思っています。
あれ?じゃあなんで携帯トイレ導入ってことになったんだっけ??
既存のトイレがハイシーズンなどに故障→メンテナンスがしばらくされない
→トイレに使用禁止の札がぶらさがる→応急手当(簡易トイレ設置やトイレのアナウンス)がない
→ティッシュの花が山に咲き乱れる・・・・
縄文杉コースでは、これを緩和するために「応急手当」の部分だけでもなんとかしようと
今回の携帯トイレが提案されたんですよね?ですよね?
じゃあ「メンテナンスがしばらくされない」のはなんでだ?
A: メンテナンス費用がないからです。
だから山岳利用対策協議会が「山岳部保全募金」というのを各登山口、
ビジターセンターなどで集めています。
もしこれが集まれば、トイレのメンテナンスがうまくいき、
縄文杉コースに関しては既存のトイレでこと足りるのでは・・・?
私が大王杉ブースでとったアンケートでは
99%のお客様が「山岳部保全募金て知っていますか?」の問いかけに「NO」
「募金の仕方がわからない」(わかればぜひ協力したい)
「なんのための募金か目的がわからない」とコメント欄に書かれていました。
さんざん会議で話し合われた末、なぜ屋久島で携帯トイレの応急的試験導入ということに
なったのか。元をただせば、すでにあるトイレのメンテナンス費用が不足しメンテできないので、募金に協力してほしいということなのです。
これについてお客様が登山中に全く知らなかったということは、「スタッフである我々屋久島全体がキチンと理解できていないので、お客様への啓蒙活動に失敗しているということなんじゃ・・・」とつくづく思ったのです。
なんだか登山口での「携帯トイレ使いましょう~」は「携帯トイレじゃんじゃん使えば環境にやさしいよ!」
というアピールに見えて、私たちがやっていることはなんだか問題点がずれているように思えてしまったのは
私だけでしょうか・・・。
すでにあるトイレのメンテナンスの時期別頻度計画、現在されていない日常の清掃活動、混雑の起きないバスの間隔計画、ばらばらになっているトイレ資金の集め方、終末処理、観光関連業者全体へのアナウンス協力の呼びかけ(島民全体の意識が行動に結びついていません)等、島全体で総合的に取り組んでいくべきではないでしょうか?
縦割りの克服や明確なお金の流れや予算計画(利権に関する互いの誤解・恐れの克服)、そして島民の意識づくりが世界遺産条約を遂行できるかどうかのキーポイントになりそうです。
わたしも協力させてもらいましたが、仕事二の次にGWに協力した島のみなさんの努力を次に活かして欲しいと思います。みなさんお疲れ様です。
残念ながら、GWが過ぎた今の状態は大株歩道入口のトイレ等もうひどいです。(5/23時点)
GWは官民みなが頑張っていましたが、GWが終わり、また現場とブレイン会議が断絶している気がします。
お互いがうまく連携プレーをとるためにもその中間に、
「現場の人により構成される総合的な現場対応ブレイン」が必要なのではないでしょうか?
ばらばらで重複したり管轄外などになって穴になっている「すべての山岳業務内容の全般を再整理」し、
屋久島レンジャーを創設して、環境保全活動や現場対応ブレインをさせ、連携すればすむのでは?
町も合併し、島も一つになったのです。キチンと取り組む舞台はそろっています。
GWだけが問題なのではありません。島の将来の問題でもあります。もうひとふんばり。
皆既日食にむけて島民みなでがんばって取り組んでいきましょう!
体験教育社ヤクシマーズHP http://www18.ocn.ne.jp/~tainoko/index.html
関連ページ http://www18.ocn.ne.jp/~tainoko/toiletproblem.html
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